茨城県への旅:海あり、山あり、東京近郊でありながら風光明媚な大自然を体感
しまなみ海道を往く④今治市・松山市
こんにちは!
今回はしまなみ海道の四国側の起点・今治市と松山市についてです。
・今治市
来島海峡大橋を抜け、四国側の起点となるのは全国的にタオルの産地として有名な今治市。市内のタオル美術館では、どう作られているのかや、タオルを使ったアートを見学できます。市内にある「今治城」は江戸時代に築城の名手である藤堂高虎が築き、全国でも珍しく堀に海水を引き入れており、お堀の中を海水魚が泳いでいる、という不思議な光景も見られます。小腹が減ったらご当地グルメ・今治焼豚玉子飯、今治焼き鳥、今治ラーメンなど人気の品々をご堪能あれ。
今治市からバス(80分程度)または電車(いしづち/しおかぜ号で35分)程のところに、愛媛県の県庁所在地である松山市があります。
今治と松山は自転車でも行き来できる、国道196号線沿いの「はまかぜ海道」もあります。長さは50㎞ほどとあまりしまなみ海道と遜色ありませんが、平地ということもあり、斎灘(いつきなだ)を横目に浜風に吹かれながらのサイクリングが可能です。
・松山市
四国の中でも歴史ある都市で、日本最古といわれる「道後温泉」や日本最後の城郭建築といわれる「松山城」、夏目漱石の有名な小説『坊ちゃん』に登場した蒸気機関車など、市内にはレトロな雰囲気が残っています。特に道後湯之町では道後温泉を中心としてホテルや商店街、道後公園などがあり、旅の疲れを癒す最適な場所だと言えるでしょう。
さて、これまで4回にわたってしまなみ海道を通る島々や尾道・今治・松山といった魅力あふれる街並みをご紹介してきましたが、如何でしたか?サイクリストや自動車にとってはもちろん、クルージングなどでしまなみ海道以外の島々も一緒に巡ってみませんか?